地政学が好きな大学生による日常記録

地政学を軸として日々思いついたことをつれづれなるままに書いてくブログです。

ブログの更新再開の件と、ブログを通した情報発信者になって初めて気づいたことなど

ブログをそろそろ再開しようと思います。

本当は今週は別の記事を投稿したかったのですが、大学の課題に追われてできなかったので今回はこのようなタイトルでお送りしたいと思います。

 

4〜5月にかけては新しい大学生活の環境や課題等に慣れるのに時間がかかりました。そのため読書はしてきましたが、浪人時代ほどの語学の勉強などはできませんでした。

 

そこで6月からは気持ちを切り替えて大学の勉強をしつつ、語学・簿記・プログラミング・読書のレビュー等を本格的にやっていきたいと考えています。

 

ブログはこれらの進捗状況の報告などに活用できたらないいなと思っています。

 

 

閑話休題

ブログの毎日更新をしばらく休んだおかげで英気を養うことができました。最初の頃はブログの記事を書くことにも新鮮味を感じられたので毎日投稿も苦ではなかったのですが、だんだんノルマのように感じてきてしまっていました。

 

このことからわかるのは何事においても継続することは難しいということです。当たり前のことを当たり前にこなすことが難しいと感じることと同じだと思います。

 

特に自分から情報を発信するという行為はあるモノをインプットする時にもアウトプットをすることを平行して考えながら作業をしなくてはいけないので、思ってる以上に大変です。

 

ですので発信側になって初めて日刊新聞などはすごいと思うようになりました。彼らは仕事だからやっているという指摘もありますが、それでも読者がわかりやすいようにかつ紙面に収まる内容を書くことは高度な技術が要求されるものです。

 

こうした新聞の特徴はブログにも言えることだと思います。きちんとしたブログを書きたいのであれば、それ相応の知識量と、わかりやすく伝えるための作文スキルが必要となります。

 

正確な知識が重要となるので普通の人よりも多くの文献に接しつつ、情報の価値を高める作業をしなくてはなりません。

 

以上の理由から今まで以上に読書などに励みたいと思いました。しかしながらブログは個人の経験をもとに書くこともできるので、積極的に大学生という肩書きを利用して何かしらの経験を積むことの重要性も感じました。

 

そしてブログを書くようになって良かったと思うことは大学のレポートを書くのがうまくなった点があると思います。

 

日々ブログを書くというアウトプットの作業をしているので、それの効果が表れている証拠だと思います。

 

また情報を発信していくためには、貴重な情報源を掴める人脈も必要だということに気づけました。

 

ネットの記事などで情報を知ることはできますが、それは間接的でしかありません。直接自ら情報源の発信者になるにはある程度の人脈がなければできません。

 

こうした事実に気づけたのは良かったと思います。自分は友達関係を築くことに苦手意識があるのですが、それを少しでも改善していきたいと考えるようになりました。

 

 

 

ブログで情報を発信することでさまざまな気づきを得られるので、もしブログをやってみようか悩んでいる方がいるのであればまずはやってみることをオススメします。

 

しばらくやって疲れたら自分みたいに休むのもアリです。そこでそれでもまだ続けていきたいという気持ちが湧いてきたのであれば、その感情に素直になって再挑戦したらいいと思います。

 

ただブログをやり始めの時期はある程度の期間は毎日投稿を続けた方がいいと思います。理由は毎日投稿をしていれば、それだけでこの発信者はブログを続けていく意思があるという信頼に繋がる可能性が高いからです。

 

でも書くのがどうしても辛いというのであれば、ブログは自分には合わなかったと認めてきっぱり辞めるのも手だと思います。

毎日更新できなかった件についての反省と今後のこと

昨日はブログを投稿できませんでした。

体調不良で書けませんでしたが、今まで毎日更新続けてきていたので申し訳ないです。

 

ブログの更新についてですが、今月残りは毎日更新を一旦お休みします。

 

これからは気になったことについてある程度下調べをしてからきちんと記事を投稿してみようと思います。

 

今までは記事に対して意見を述べるスタイルでしたが、今月中は自分で決めたテーマや気になったものを調べてから投稿するスタイルに変えます。

 

5月半ばはアクセスが安定していたので、このタイミングをもって少しクオリティアップに勤しみたいと思います。

 

6月からはまた毎日更新に戻すか、新しいスタイルでやっていくかは未定ですがとにかくブログは続けていきます。

 

これからも当ブログをよろしくお願いします。

オーストラリアの選挙で保守連合が勝利

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000505-san-asia

 

オーストラリアの選挙で保守連合が勝利したみたいです。

 

今回の選挙では気候変動政策や経済政策が主な争点になりました。

 

オーストラリアは中国との関係が取りざたされています。労働党政権時代には親中派的な政策をとり、サイレントインベージョンと呼ばれる中国の戦略にハマっていました。

 

こうした国民の危機感から保守が選ばれたのかもしれません。

 

しかし個人的にはオーストラリアは普段からどういった政策を取っているのか気になります。

オーストラリアは南半球に位置しており、北半球の西欧やアメリカといった大国の影響は受けにくいと思います。

 

そうした中でオーストラリアにとっての国益とはいったい何か疑問が湧いてきます。

地政学的にはかなりの好立地に見え、外敵も少ないためそれほど外に進出していくような政策をとるとは思いません。

 

周縁部に近い国が大国の影響を無視して、どういった根拠で動くのかは地政学的にも考察の余地があります。

 

地政学は大国の政治を考える際に使われやすい傾向があると思いますが、オーストラリアみたいな国を扱う時にも使えると思います。

 

 

F35の空対空ミサイル購入

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6323766

 

F35の空対空ミサイルをアメリカが日本に売却することが承認されたようです。

 

この件についてアメリカがあくまで日本の自衛力向上と表現しています。

F35は日本でも運用されていますが、ほとんどの権利はアメリカが保持したままです。

しかしながら日本に売ったという形を取ることでアメリカ側の戦力増強の意図を隠す狙いがあったのかもしれません。

 

さらに中国の制海権維持を牽制するために空対空ミサイルを売り込み、日本の防空優位を取ることでアメリカが日本を前線基地として利用する体制を維持する目標もあると思います。

 

 

イラン情勢変化による石油価格と日本の再エネ事業&G20と欧州議会選挙

今日の日経を読んでると地政学的な話題が豊富だったのでいくつか取り上げていきます。

 

まず石油価格、特にドバイ原油の価格が上昇しているようです。

これはもともとイランと米国が対立しており、米国がイラン産原油の禁輸をしました。

さらにイランと対立しながら米国に接近しているサウジアラビアも石油タンカーがイラン関与が疑われているドローン攻撃を受けたことから対立関係に引きずり込まれています。

 

 

そうした影響からアジア市場にとって重要な石油産出国となっているドバイ原油のスポット価格が上昇したということです。

 

この現象はまさに地政学的と言えるでしょう。

具体的に図式化してみました。

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アメリカ+サウジアラビアとイランの対立があります。

これによりホルムズ海峡を通過する石油ルートが政治的背景から不安定になりました。

 

この影響は日本の原油価格上昇にも大きく影響してきます。

そうしたリスクを少しでも抑えるために日本では再エネ事業を2030年度までに30%まで引き上げる目算を立てています。

 

しかし日本では例えば太陽光発電は北海道や九州など土地が広いところでは適しているが、本州では難しいといった問題点があります。

 

これを改善するために東京ー東北ー北海道の電力を連結線を用いて接続させる事業を行おうとしています。

 

しかしながら北海道や九州などでは連結線の事業に投資しても利益を見込めないと慎重論を示しており、実施が困難だと見込まれています。

このように地方ごとの土地の特徴で事業の是非が判断されてるなど、地政学的な一面が見受けられます。

 

話を戻します。

さらに6月に行われるG20を前に米中貿易の展開がどうなるか話題になっています。

 

アメリカ 側としては早期に妥結させることで自国の強さを支持者に見せたいという狙いがあります。

 

アメリカの経済制裁により中国の景気悪化は避けられない事態となっています。

 

個人的にはこうした中国の景気悪化が国内の政治を不安定化させ、共産党が愛国運動の一環として軍事活動を活発化させてしまうことを恐れています。

 

中国が2010年以降採用しているA2ADを背景に周辺国に圧力をかけ、自国の経済圏にしてしまおうという動きが出てくるかもしれません。

 

これはアメリカ にとっては自由で開かれたインド太平洋戦略を進める上で阻害となる要因になります。

 

こうした状況が米中双方でエスカレートしていくと米ソ対立の冷戦期にまで発展する事態となりかりません。

またG20でも米中の利害対立により有意義な会議にできなくなる可能性もあります。

 

以上が米中対立におけるG20のことでしたが、欧州会議を控えて西欧でも不穏な空気が立ち込んでいます。

 

23日〜26日に行われる欧州議会選挙を前に各国でEU懐疑派などが台頭しているようです。

ドイツのための選択肢は議席を11まで伸ばし、同国議会において第三党にまでになっています。

 

またフランスではマクロンの親EU的な政策に反対する国民連合も議席を伸ばしています。

さらに移民政策に反対するイタリアの同盟も26議席まで勢力を拡大しています。

 

こうしたEU内での対立も国際政治・経済に大きな影響を与えることになりそうです。

 

 

 

最終的にイラン・中国と対立しているアメリカ と欧州議会選挙のEU懐疑派の台頭、そしてそれらによるG20の波乱が巻き起こりそうな国際情勢が地政学的にも見ることができます。

 

内容が多すぎて煩雑な感じになってしまいましたが、今日はこれにて以上とします。

 

 

参加文献

日本経済新聞

 

日本国紀批判の作家の出版停止と丸山氏の反論に見る言論の自由

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6323592

 

言論の自由に関連する話題だったので取り上げてみました。

 

事の発端は百田尚樹氏が幻冬社から出した日本国紀の内容がコピペされていたことを批判したら、津原泰水氏の新作出版を停止されたみたいです。

 

これが言論の自由に反した行為と断定できるかは正直自分の知識で判断することはできません。

 

しかしながらない知恵を絞って考えてみます。

まずwikiから言論の自由を引用してみたいと思います。

言論の自由(げんろんのじゆう,英: Freedom of speech)は検閲を受けることなく自身の思想・良心を表明する自由を指す。自由権の一種である。

 

今回の件に当てはめると、自身の思想=津原泰水氏の作品、そしてこれを出版社側が出版できないようにしたという構図でしょうか?

 

法律の概念をどのように解釈するのが適切かわからないですが、とりあえず字面通りに解釈してみました。

 

こうすると言論の自由を侵害していると見えますが、津原泰水氏の作品そのものが思想に当たるのかわかりません。

 

その作品の内容に思想的側面があるのか、それとも作品そのものを内容に関わらず思想の一つに含むべきなのか?

 

また出版社側からしたら売上が見込めないから出版を停止したという風に解釈することもできます。

 

そうすると思想に関わらず利益の観点から停止したとなると思想の自由を侵害したと言えなくなるかもしれません。

 

出版社側と作家側でどういったやり取りがあったのか見ないと思想の自由を侵害したかどうかはわからないと思います。

 

 

閑話休題

 

 

出版停止による思想の自由を侵害したというものでしたが、似たような話題として丸山氏が一昨日の北方領土問題の戦争発言について辞職勧告を維新が出そうとしてることに議論すること自体を萎縮させるという文脈において思想の自由を侵害していると主張していました。

 

この点を考察すると戦争をするかしないかという発言は丸山氏の思想が強く反映されていると見なせます。

 

さらに歴史的問題の中で領土を取り戻すための戦争という発言は倫理的な問題としても失言と言えます。

 

維新の会が戦争発言を国家間交渉にも悪影響をもたらす重い失言と判断し、丸山氏に辞職勧告を促すのは党としてそれほど間違った対応ではないです。

 

ただ戦争そのものを議論する自由はあり、それを宴会の席で話題に出すこと自体を規制するようなことをしてはいけないというのがあくまで丸山氏の主張の根拠です。

 

しかしながら領土問題に絡んだ戦争という背景を考慮に入れると、国会議員として不適切な発言だったと言わざるを得ないと思います。

 

 

 

以上をまとめると思想の自由もどういう観点から考察するかで違った意見が出てくるものだと思いました。

 

 

 

 

 

ブログのトータルアクセス数100突破

タイトル通りです。はい。

 

素直に嬉しいですね。

 

 

ブログを始めてから2ヶ月ぐらい経ちましたが、PVが100も行くとは思ってもいませんでした。

 

5月に入ってから読者になってる方が定期的に見てくださっていたおかげで安定したアクセス数が取れたことが原因として大きいと思います。

 

ほんとうにありがとうございます。

 

これからもみなさんに読んでいたたげるような記事を作るために励んでいきたいと思います。